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*本コンテンツは、これまで元町公式メールマガジンにて配信しておりましたコラムです。

2022年(令和4年)10月5日号 元町コラム 
横浜開港200年/Y200(2059年)を夢みて!   

  爽やかな季節の訪れは、装いも新たな気分転換を兼ねて、お洒落なショッピングや旅へと私たちを誘(Izana)ってくれます。

     そんな美しい日本の10月に生まれてわくわくしている皆さまもさぞ多い事でしょう。  10月に限らず、自分の誕生日が何かの記念日と重なっていると、その記念日に親しみを感ずるのが常ですが、調べてみると1年365日のすべてに何らかの記念日があってその数の多さに驚かされます。  その中で、1年の中で最も記念日の多い日が間もなく訪れる「10月10日」です。

※ 横浜元町、谷戸橋のたもと、、シドモアの桜も来春の満開の日を目指して、その準備が開始されたような葉の紅葉が新しい季節の訪れを告げているーーー。

     記録を調べてみたら10月10日を記念日としているその数はなんと47個も。 次に多いのが11月11日の44個、3番目に多いのが8月8日の42個ですので10月10日が一番でした。 しかし、この数は「日本記念日協会」に登録されている記念日の数だけですので実際はもっと多いかもしれません。

     ちなみに「日本記念日協会」とは、長野県佐久市に本拠を置く一般社団法人で日本全国の記念日の登録と宣伝活動を行っている団体のことで、申請する必要がある記念日だけが登録されているという事ですので、世の中には登録されていない記念日が他に多く存在している事は必至です。

     しかし、なぜ「10月10日」に、こんなに記念日が多いのでしょうか?   その理由を大きく分けると、次の3つに分類出来ます。

     まず、「1」と「0」から出来ている事に注目して、、、

     「全国で一番」、「業界ナンバーワン」など、「1」と言う数字には「頂点を表す」イメージがあるわけで、そして「0」という数字には「ゼロからの出発」といった全ての始まりを表すイメージがありますから、初めて何かを行った記念や、地元で一番の何かをを記念するには「10月10日」はぴったり。  そういった理由で、10月10日が記念日として選ばれやすい傾向がある事が判明しました。

     次に、この日に記念日が多い理由は、覚えやすい日だから、、。

     ランダムに並んだ数字よりも、規則性が感じられる数字配列のほうが覚え易いわけで、10月10日は「1」と「0」が規則正しく並んでいる為に、見た目に覚えやすく、記念日として好都合というわけです。

     そして、3番目の理由は語呂合わせとビジュアル的な見た目から、、。

     「1」という数字は「イチ」「ワン」「ヒト」「ヒィ」など、日本語・英語など様々な読み方が可能な数字という事と、また、見た目で棒などの細長いものに例えることが容易で、「0」という数字も「ゼロ」「レイ」と読めますし、見た目から「マル」「エン」とも表現が可能な事に加えて、「10」という数字は「ジュウ」「テン」「トウ」と読めますから、数字の形で様々なものに見立てることが出来ます。 なので、語呂合わせなどで特に使いやすい10月10日は記念日として便利な日という結果に結びつきます。

     左様に10月10日は記念日の数が多くて驚きますが、特に次の3つはマスコミでも取り上げられることが多いものの、実は、登録されていない記念日でした。

◎目の愛護デー
 → 10・10を横にすると眉と目に見えることから。

◎缶詰の日
 → 明治10年10月10日に日本で本格的な缶詰製造が始まったことから。

◎釣りの日
 → 魚の赤ちゃん言葉「トト」からの語呂合わせから。

※ ボクたちも「安全安心」に守られて、今日ものびのび。
ある日のモトマチ。 生まれた時から大好きなモトマチを散歩中のC君とP君ーーー。

※ 皆の安全安心と縁結びを願って、、、。
今日も元町厳島神社が、元町、そして皆を見守っているーーー。

     他に登録されている10月10日の記念日で、特に知っていて欲しいのが「転倒予防の日」です。  「10」が「テン」とも「トウ」とも読めることからこの日が選ばれたのが「転倒予防の日」。 最近の横浜の市営バスは、乗客が乗り込んでくると、全員が席に座るか支柱に捕まらない限り発車しません。  特に年配の皆さんが立ったままの場合は、何かに捕まるように何度もアナウンスが入りますので、車内用のバックミラーを見ながらドライバーの皆さんの心配りが大変ですが、それだけ転倒事故が多かったという事が容易に想像できます。

     実は寝たきりになる大きな原因の一つが、転倒・骨折によるもの。 そのため医療・スポーツ・社会など、様々な角度から、転ばないような生活を提案している現況がある事が判明しています。

     寝たきりになると本人も大変ですが介護する皆さまが一層大変です。 怪我を減らすためにも「10月10日」に限らず、日々の生活においても、さまざまな形で転倒予防に努めたいでものです。

     「安全安心」がテーマの元町ですので10月10日に限らず、毎月10日を「元町・安全安心喚起の日」と自らに言い聞かせながら散策を続ける事に決めた次第ですので、皆さまも是非、ご一緒に、、。

Tommy T. Ishiyama

 

 

 

 

  

 

 

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