2024年(令和6年)12月5日号 元町コラム
横浜開港200年 / Y200(2059年)を夢みて!
モトマチのフェニックス
〜不死鳥の翼に乗って〜(23)
〜 笑顔が美しい皆さまは素敵です 〜
師走声を聞きながら、まだ慌ただしさの実感がない晩秋の夜、お気に入りのエッセイや小説を読んだり、刺繍や編み物など、大好きな趣味をひとり楽しむにはぴったりな時間の中に居るような気が致します。
そんな夜長の、時間が止まったかのような落ち着いたワンシーンには「JAZZ」がピッタリとハマる感じが致しますが皆さまはいかがでしょうか、それぞれにお好みのジャンルのBGMを選び、それに併せて思いついた何かに没頭するのも一興です。 何より、音楽は緊張を和らげてくれるし、ストレスを軽減させ、モチベーションを高めるなどの秘めた効果がありますから、今日はいつものイヤホーンを外して、スピーカーから部屋全体に音楽を染み込ませる様に流せば、柔らかな波動と相まって間接照明の光の中に居る自分と、一歩離れた世界からその状況を眺めて寛(kutsuro)いでいるもうひとりの自分の存在に気がつくかも知れません。
異次元の空間をグリーメン(Greemen : 吟遊詩人)のように時間と共に流れゆく様は、百代の過客の月日と共に細い道を行く旅人のようでもあり、未知のパワーが漲ってまいります。
※ ルンバのリズムに酔いながら、、〜🎵アラブの偉いお坊さん〜の気分で、🎶恋を忘れた哀れなオトコに、、タカラダさんのマグカップ満杯の情熱をお届けしたいーーー。
しばし立ち止まって「幸せ」と言うものを考え直す時、お金では買う事が出来そうで出来ないのが本当の幸福(shiawase)だった事に気がつくワケですが、カリフォルニア大学バークレイ校の心理学グループの話題を思い出しました。
曰く、『卒業アルバムで、幸せそうな表情で写真に収まっている女子学生は30年後も円満な家庭を築いている確率が非常に高い』という事実。 加えて、著名な心理学者が3人、口を揃えて言うことは『成功と幸せを同義語に思ってはいけない』ということ。 また、『長期間の臨床例で判明している事は幸福を感じている人はそうで無い人よりも、人生において、仕事・人間関係・健康面の全てにおいて成功する確率が高い』と言う事実です。
※ 暖かな陽射しの中で目覚めた時の幸福感。 生きている実感を味わう以上の一瞬の満足感が今日のパワーを倍増してくれるーーー。
一方、長寿に関する研究では「自分自身の生活全般に満足している」と断言できる人は長寿の傾向が顕著であると同時に、現況がどうであれポジティブに生きようとするその気持ち故に、万が一、どんな不運が降りかかって来た場合でも、明るく前向きに生きるというパワーが蓄積されていることから不運を一掃出来る確率が格段に高いとされ、更に、人の役に立つことで自己の存在感や幸福度が満たされる事が認識できる人ほど高い健康年齢を維持する事が出来るそうですから、まさに「人生は気持ちの持ち方次第」。
ここに、よく言われる「病は気から」という先人からの言い伝えのような格言の本質が存在しているわけですから、幸せと言うものに対する思考は自分の意思に左右されると言うことを再認識しながら、自分に常に備わっている幸せを感ずるセンサーを磨きつつ、自分の自信として「幸せを感ずる感度の良さ」をアピール致しましょう。
人間は、自然な流れの中ではどうしても保守的になり、ネガティヴな感情の崖っぷちに自分で立ってしまう危険があるのが普通です。 だからこそ、幸せな心理状態を常に保つことが成功への一本道だと言うことを意識して『負けるものか、、今日も元気で行こう』との自覚ほど大切なものはありません。
自分を信じる事が出来る人だから「自信」という言葉が付いて回るわけですから、この言葉を心のキーワードとしてお届けして新しい季節を共に謳歌致しましょう。 『頑張れ、自分、、』と言い聞かせながら。
Tommy T. Ishiyama