2025年(令和7年)3月5日号 元町コラム
横浜開港200年 / Y200(2059年)を夢みて!
横浜モトマチ
“Rainbow Connection”
遥かな虹を越えて〜(5)
『今朝も、元町の片隅で、、』
寒さが残る朝、家の内外に関係なく決まって同じ場所、同じスタイルで過ごすという皆さまも多いことでしょう。 そんな時、一杯の熱いコーヒーにパワーをいただいて、思わず『頑張らなくっちゃ』と気を取り直しながらひと息の深呼吸が重要です。
心にほんの少しの余裕を得て谷戸橋の畔に目をやれば、3月の声を聞いたシドモアの桜が心なしかその蕾を少し大きく膨らませたようにも感じて、今年も賑やかに開催されるであろうワシントン・ポトマック河畔の『さくら祭り』と元町をつなぐさくら達が素晴らしい花の乱舞を見せてくれる姿が目に浮かんで参ります。
新たな季節を目前に、皆さまのお健やかな日々を心よりお祈り申し上げつつ重い腰を上げる事に致しましょう。
ワシントン・ポトマック河畔の桜は、シドモア氏の進言により実現した日米友好の象徴として毎年、変わる事なく多くの人々に元気を与えてくれています。 女史が日米親善に尽力した歴史と横浜との関わりは言わば横浜の文化遺産そのものですから、ワシントンから里帰りした桜を守り続ける事は日米親善に直結している証としても重要です。 『シドモア桜の会』と分枝植樹の各所のご案内をどうぞこちらからご一覧下さい。https://www.scidmoresakura.jp
※元町ストリート、海側のフェニックス・ステラマリスが羽ばたくゲートの至近、谷戸橋の畔に佇む『シドモアの桜』は、近年、数多く分枝された木々が横浜の各所で大きく成長している。 横浜港を見降ろす掃部山(Kamon-Yama)しかり、大桟橋入り口の開港広場など、多くの場所にシドモアさんの告知看板があるーーー。
※ 今年も、やがて満開を迎える『ある日の元町・シドモアの桜』ーーー。
※ そして、元町厳島神社の見事な桜にもご参拝の皆さまの感嘆の声を今年ももう直ぐ聞けそうですーーー。
※限られた時間の中でもルーティンを守る心のゆとりは大切です。 日々を感謝しながら、ひとりひとりにその言葉を素直に口にしづらいもどかしさを感じながら、時の流れの中に甘んじて存在している自分の人生を顧みつつ『反省』を反復している今日この頃ですーーー。
春の足音が遠い時代の幸せをお供に近づいて参りました。 ポトマック河畔と横浜元町をつなぐ桜たちも綺麗な花の乱舞で友情の謳歌を私たちに明示してくれる事でしょう。
シドモアさんの生い立ちやビジュアルを是非こちらからご覧下さい。
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https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/022600060/
思い返すと、小沢洋装店の小沢さんに促されて、世界を歩いて来た筆者が『元町コラム』をメールマガジンのスタート時を期して書き始めたのはシドモアさんの事を知っていたからでした。 彼女を真似して、『Tommy T. Ishiyama』と途中からクレジットを入れさせて頂こうと気合を入れながらはや21年目に突入致しました。
2004年から2020年までは、16年間に渡り『元町メールマガジン会員制のコーナー』のみにお届けして来た「元町コラム」ですが、『2020年2月5日号より』新たにスタートした元町ショッピングストリートのホームページを通じて皆さまにご覧いただけるようになった経緯があり、毎月5日&20日に発行される各号の巻末に新たにスタートした全号がアーカイブとして添付されています。 『連載・高島嘉右衛門』など、バックナンバーも是非ご一覧賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。
さあ、、春です。
爽やかな装いに一変した元町ショッピングストリートでお会い致しましょう。
Tommy T. Ishiyama